プログラミングの仲間は「もくもく会」で作れ!現役フリーランスエンジニアがお勧めするプログラミング勉強方法

何事も勉強するのに大切なのは、良い環境と良い教材、そして良い仲間です!
プログラミング初学者だけでなく中級者でも上級者にとっても、プログラミングを議論できる仲間はとても大切で、自身に成長を促してくれるかけがえのない存在です。

ですが、そうした仲間を見つけることは容易ではありません。
まず、仕事以外でプログラミングの学習にモチベーションのある人は少ないです。

日本のIT人材の日頃の自己研鑽は19%程度
IT人材育成の状況等について – 経済産業省

上記の統計の通り、自主性をもって勉強する人は少なく、まず出会う事自体が難しいです。
一緒にプログラミング学習を続ける上で、お互いのモチベーションがマッチしている事は私個人の経験上とても大切です。
モチベーションの違いは、そのまま人間関係のすれ違いを生んでしまいます。

そこで今回は、私がおすすめするプログラミング学習の仲間を見つける方法をズバリご紹介します!


ズバリ、「もくもく会」に参加すべし!

結論、これです!
エンジニアの勉強会には、学会発表レベルの勉強会からただ集まるだけの勉強会まで様々なレベルがあります。
この様々なレベルの勉強会のうち、簡単に参加しやすく、かつ会話のハードルも低いのが「もくもく会」です!

エンジニアの勉強コミュニティに所属する方法はほかにもたくさんあり、社内勉強会や企業の主催する交流会からクローズドなコミュニティを探していく事もあるかと思います。
ただ、この方法はコミュニケーション能力に加えて、かなりのプログラミングスキルが要求される傾向が強いです。

その点、「もくもく会」は参加のハードルが低く、かつスキルよりも「一緒に居て楽しい」とか「モチベーションが合う」といったものを志向して参加されてる方が多いです。
プログラミングの仲間は、やはり気の合う仲間を見つける事から始めるのが良いでしょう。


「もくもく会」とは?

「もくもく会」は、主にIT関連やプログラミングの勉強をする目的で集まった人たちが、「黙々と」作業をする勉強会です。
主なトピックはIT関連やプログラミングの勉強ですが、実際には他の資格の勉強やブログ執筆など、何でもOKの勉強会が増えています。

また、もくもく会はコミュニティ形成を目的としている場合が多く、以下のようなルールで運営されている事があります。

  • 駆け出しエンジニア限定
  • 女性限定
  • 関西圏限定
  • プログラミング言語限定
  • フロントエンド・バックエンド限定
  • 生成AI限定

などのように、ターゲットを絞って特色を出しているもくもく会も多いです。

このように、プログラミング仲間を見つけるという目的に合致している勉強会なのが分かりますね!


「もくもく会」に参加するには?

もくもく会に参加するには、「Connpass」か「TECH PLAY」を活用しましょう!

Connpass ★おすすめ

https://connpass.com/

エンジニア向けのIT勉強会プラットフォームで、ここで「もくもく会」で検索すると勉強会がたくさん見つかります。
本当にたくさん見つかるので、自身に合ったもくもく会を探してみましょう!

私も普段ここで勉強会を探して参加しています!

TECH PLAY

https://techplay.jp/

TECH PLAYも勉強会を探すのにおすすめです!
私の体感ですが、Connpassは様々な指向の人を集めているのに対して、TECH PLAYはキャリアアップに繋がる勉強会という意味合いが強いと思います。
そのため、すこし意識高めなもくもく会が多いですね!

もくもく会を探す他の方法はある?

他にも、X(Twitter)やDiscordを探す方法はありますが、正直ハードルが高いです。
Connpassで主催されるもくもく会のほうが、参加人数や場所などきちんとしていて参加しやすいですね。


「もくもく会」でどうプログラミング仲間を作るか?

「もくもく会」という勉強会がある事はわかったけど、その「もくもく会」でどうすれば仲間を作れるかが気になりますよね。
ここからは私個人の戦略をご紹介します。

何でもいいから物を作る

これしかないです。何か作ってください
勉強会に参加する人は、少なくともモチベーションのある方たちです。
クオリティやレベルにかかわらず、手を動かして何かを作ってください

手を動かしてさえいれば、本当になんでもOKです。
公式のチュートリアルを進めるとか、Udemyのハンズオンをやってみるとか。
なんならブログを書くでもOKだと思います。

というのも、私個人の主観ですが、何も作らないで参加する方の継続参加率はとても低いです。
それを皆分かっているため、何も作らない時点で皆との間に壁ができます。
以下、NGパターンを列挙します。

  • 「何から始めればいいか分からないので、とりあえず聞きに来ました!」
  • 「自分でやりたいビジネスアイデアがあるけど、自分では作れないのでエンジニアと仲良くなりに来ました!」
  • 「私は営業なのですが、IT系にキャッチアップしなきゃと思ったのでお話を聞かせていただきに来ました!」

列挙すると限りないのですが、このような「自分で作る姿勢」がない方はあまり相手にされない傾向がありますね
これはもくもく会に限らず、Connpassの勉強会は全体的にこの傾向があると思います。

逆に、以下のような例は歓迎される傾向にあります。

  • 「何から始めればいいか分からないんですけど、とりあえずモバイルアプリ作り始めました!」
  • 「自分でやりたいビジネスアイデアがあるんでWebサービスを作り始めたんですが、思ったより難しくて…。」
  • 「私は営業なのですが、IT系にキャッチアップしなきゃと思ってサービスを1つ作ってみてます!」

本当に何でもよいので、まずは1つ作って仲間入りを目指しましょう!

物があれば発表できる

もくもく会では、しばしば会の終わりに成果発表会があります
手を動かさない方が挫折するのがやはりここで、なんでもいいので発表できる成果物があるとここをクリアできます。
発表すると、たいていの方はポジティブな反応をくれるので、よりモチベーションに繋がっていいですね!

また、他の方の発表から自身のアイデアが生まれる場合もありますし、「この人と仲良くなりたい!」というきっかけが自分自身のなかに生まれるのもいいですね
私自身コミュニケーションが上手ではないので、雑談程度なら誰とでもできますが、本当の意味で「仲間入り」ができるほど会話が上手ではないです。
ですが、成果物があって仲良くなりたいモチベーションが芽生えると、自然と仲間入りできるのではないでしょうか?


まとめ

私もフリーランスエンジニアに転向してすぐは、技術的に困ることがあっても相談する相手がおらず、なかなか苦労しました。
プログラミングスクールのサービスを利用したり、オンライン家庭教師のサービスも利用してみましたが思ったような解決が得られず探していたところ、「もくもく会」に辿り着きました。
かなりおすすめの方法なので、皆さんも物は試しでもくもく会に参加してみてください!

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